写真家ファレン・ファン・ウェイクのデン・ハーグ・フォトミュージアムでの初個展に合わせてFW:BooksとDeadbeat Clubが共同出版した写真集。ファレンの作品は、個人的な歴史と、アイデンティティ、表象、権力をめぐるより大きな問いの交差点に位置する。オランダでの生活と、ポスト・アパルトヘイトの南アフリカにある自身のルーツを並置しながら、そのあいだに生まれる緊張と重なりを見つめている。写真は親密でありながら、確かな重みを帯びている。家族のポートレート、日々のやわらかな瞬間、そして南アフリカ、オランダ、アフリカ系アメリカ人、古典的なヨーロッパ美術の伝統を織り込んだ、彼女自身が構築したイコンの体系は、自分を定義する権利を取り戻すための本であり、比類ない作品である。
本書は南アフリカとオランダのあいだに横たわる歴史的関係をたどる作品であり、移動、民族性、植民地主義、アパルトヘイトがもたらした結びつきと矛盾を中心に据えている。ファレンは1993年、アパルトヘイト体制の公式な最終年に南アフリカで生まれ、その制度のもとで「カラード」と分類された。祖父母は強制移住を受け、両親はファレンが六歳のときにオランダで育てることを選んだ。南アフリカに生まれ、オランダで成長したという交差点のような経験が、彼女の視点を形づくっている。そこには、南アフリカ、オランダ、アフリカ系アメリカ人、ブラック・アメリカンの文化的要素が、彼女のイメージの中で重なり合い、響き合う。(publisher's description)
108p 24x29cm ハードカバー 2026 English
*5月中旬入荷予定。
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