アニ・アルバースの作品を、美しい図版とともに建築的な側面に焦点を当てて読み解く一冊。
アニ・アルバース(1899–1994)は、革新的な織手、テキスタイルデザイナー、そして視覚芸術家として長く敬愛されてきた。同時に、洞察に満ちた優れた書き手でもあり、『On Designing』『On Weaving』はデザイン史における古典的著作として知られる。本書は彼女の作品全体に通底する素材性、構造、建築性というテーマを探り、思索者・理論家・革新者としての遺産を明確に示す。本書には、テキスタイルの制作と意味についてアルバース自身が記した重要な文章に加え、建築との関係を論じるグレン・アダムソン、織物の素材と技法を扱うカリス・メディナ、彼女の文章に光を当てるエイミー・ジーン・ポーター、そしてアルバースの思考における東アジアの影響を考察するジェフリー・サレットニックによる新たな論考が収められている。掲載される数百点の図版の中には、これまで一度も公開されたことのない個人蔵の作品も含まれる。モダニズムをめぐる文献において欠かせない一冊であり、20世紀美術におけるアルバースの確固たる位置をあらためて示す内容となっている。2025年から2026年にかけてスイスのパウル・クレー美術館、オーストリアのベルヴェデーレ宮殿にて展覧会開催。248p 18x25cm ハードカバー 2026 English 9780300289152
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