本書はジャッキー・ニッカーソンのファッション写真に全面的に焦点を当てた初めての書物であり、彼女固有のフェミニズム的視線によって特徴づけられている。ニッカーソンは常に、女性をあるべき姿としてではなく、ありのままの姿で写してきた。被写体の性別が何であれ、彼女の目的は彼らのアイデンティティを映し出すことであり、あでやかな幻想を提示することではない。400ページにわたり、ほぼページ数と同じだけのイメージを収めたこの包括的な一冊は、ニッカーソンの衣服という物と行為への興味、そして質感やコスチュームへの関心を捉えている。彼女は「衣服を一種の建築のように考えていて、私の仕事の一部はそれにふさわしい環境を見つけること」と語る。こうした環境は、屋外で移り変わる光のリズムや物語性によって形づくられることが多い(場合によっては演劇的で、常に開かれたままの)。ルイ・ヴィトン、エルメス、ディオール、ヴォーグ、ヴァニティ・フェアなど、世界有数のラグジュアリーブランドや雑誌と仕事をしてきたにもかかわらず、彼女のファッション写真は一貫して反商業的な姿勢を保っている。装うことや着飾ることは、服そのものではなくそれによって私たちが見いだす「自分」という存在に関わる行為だという確信
が、彼女の写真の根底にある。(publisher’s description)408p 26x19cm 386photo ソフトカバー2026 English
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。