ジョセフ・クーデルカによる、プラハの春とそれに続くソ連軍侵攻を記録した歴史的写真集。ジョセフ・クーデルカは、もともと紛争を取材する写真家になるつもりはなかった。すべてが変わったのは1968年8月21日の夜、ソ連軍の戦車がプラハへ進駐し、チェコスロヴァキアで進行していた束の間の政治的自由化が終焉を迎えたときだった。「私は報道写真家ではなかった。いわゆる“ニュース”を撮ったこともなかった。突然、人生で初めてそのような状況に直面した。私はただ応えた。それが撮られるべき重要な出来事だとわかっていたから撮影した」とクーデルカは振り返る。報復を恐れたクーデルカは、当初これらの写真を「PP(Prague Photographer=プラハの写真家)」という匿名で発表した。しかし、その写真群の圧倒的な力と歴史的意義は、正体不明のままの写真家にロバート・キャパ・ゴールドメダル賞をもたらした。本人が安全に作者であることを公表できるようになるまでには、さらに16年の歳月を要した。今回ハードカバー版として再刊される本書は、これらの決定的な写真をあらためて社会の視界へと呼び戻す。暴力や抑圧の現場を目撃し、記録することの重要性を、いまなお鋭く問いかける。(publisher’s description)
296p 32x25cm 200photoハードカバー 2026 English
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