2003年横浜美術館で開催された中平卓馬「原点復帰―横浜」の準備のさなか、大量の未発表プリントが発見された。その多くは中平の住居がある横浜区綱島近辺で撮影されたもので、おそらく78年から83年頃に、中平自身によってプリントされたものではないかと推察される。当時、中平は毎日、日の出とともに、近所を歩き、自転車を漕ぎ、撮影していた。本書は、その膨大なプリントの中から<自動車>もしくは<自動車の写った>写真だけを選出し膨大なページ数に綴じた。世界的に見てもおそらく最も難解な写真家/批評家の一人であろう中平拓馬を、言葉ではなく写真から読み解くことを試みた写真集である。(publisher's description)1024p 文庫サイズ 2014 Eng/Jap
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