No. 6724
荒木経惟/ Nobuyoshi Araki: 鏡の中のKaoRi 写狂老人A 2015.5.25 72齡 Birthday
荒木経惟が2015年春から6×7ポジフィルムによるカラー写真と、日付入りのモノクローム写真を撮影し、1日の出来事、また生と死を想う気持ちを日記のように描いたシリーズ。前立腺癌の発症と摘出、愛猫チロの死を経て、荒木は2013年に網膜中心動脈閉塞症を発症し、右眼の視力を失う現実に直面する。それでもなお以前と変わらぬ精力的なペースで撮影を続行し、死＝往生を意識する度にその悲しみを写真を撮るエネルギーに変えてきた荒木が、初めて「向こう側」からの視点で撮影する。「今は往生から、向こうの空側から世界を見てる。だから鏡写しなんだよ。」（荒木経惟） 352p 13x19cm 173photo ソフトカバー 2015 Japanise （*タイトルは鏡文字となります）
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