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Sugimoto, Hiroshi 杉本博司

現代美術の写真表現において第一線で活躍する世界的に知られる作家。1948年東京生まれ。立教大学経済学部卒業後、70年に渡米。ロサンジェルスのアート・センター・カレッジ・オブ・デザインで写真を学ぶ。ニューヨークに移住し、写真を用いた現代美術の活動が始まる。現実と虚像の間を視覚が往来する、76年から始まる「ジオラマ」シリーズを経て、78年より、映画の上映時間分の長時間露光による「劇場」シリーズで世界的評価を勝ち得る。その後も、80年から世界中の水平線を撮り続ける「海景」、97年から、無限大の倍の焦点で世界の有名建築を撮影した「建築」などのシリーズで高い評価を受け続けている。2003年からは「歴史の歴史」展を度々開催。杉本自身が選んだ古美術品と、写真作品を組み合わせて一緒に見せる試みを行っている。コンセプチュアル・アートとも隣接した、明確なコンセプトを持った写真のため、オリジナルプリントは世界的に人気が高く非常に高価になっている。そうした背景もあって、写真集というよりは、展覧会カタログや、展覧会と連動した作品集という形態で、刊行される事が多く限定特別版が出る事もしばしばあり、コレクターアイテム化している。(柳 喜悦)

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