写真メディアをクリティカルに捉えることに焦点をあてたアーティスト集団「ピクチャー・ジェネレーション」からの現れ、ほぼあらゆる写真ジャンルの実験的作品において成功を収めてきたジェームズ・ウェリング。本書では自分の祖先の手紙とコネチカットの冬の風景を合わせた「Diary/Landscape」からセレクトした作品、「Glass House」中でも2017年春から夏にかけてゲントのS.M.A.K.とウィーンのKunstforum Wienを巡回する展覧会のカタログ。
SOLD OUT
1981年に設立された国際的な建築家グループ「メンフィス」は、デザイン界を根底から揺るがす存在となった。エットレ・ソットサスが率いるこのグループは、いわゆるモダンデザインの制作の前提となるものを覆し、再構築しました。メンフィスは色、パターンなど関して、あらゆる手段を講じた。本書は「Ettore Sottsass, A Critical Biography」の著者が、ポップカルチャー、アバンギャルドなどに関する継続的な対話に貢献することを目的として、グループとそのデザインについて執筆したもの。
SOLD OUT
ワシントンD.C.とジョセフ・ローリー牧師に捧げたブルース・ウェーバーの新作ポートフォリオ2編を含め、女優メイ・ウェスト、ダンサー、カルメン・デ・ラヴァラーデ、画家フレデリック・S・デレンボー、エドワード・ウエストンら、ウェーバー流に選んだAll-Americanを取り上げる。公民権運動の指導者であるジョセフ・ローリー牧師は、オバマ大統領就任に際しての祈祷がアメリカで話題になった。
SOLD OUT
アメリカ人フォトグラファー、スティーブン・ショアの作品集。産業が衰退し、後にラストベルトと呼ばれることになる米ニューヨーク州、ペンシルバニア州、オハイオ州東部一帯を作者が旅したのは1977年のことだった。工場が閉鎖されて職を失った製鉄労働者たちとの出会い、人気のない工場、さびれたバー、活気のない商店街など、突如として崩れ去った彼らの世界を作者は撮り、アメリカ中部の姿を描き出した。店先や家の内装、作者の 4x5 大判カメラの前に立つ人々の苦渋に満ちた表情には希望と絶望が見え隠れしている。
SOLD OUT
イギリスのヴィクトリア&アルバート美術館の膨大な写真コレクションから自動車を テーマに作品をセレクトした写真集。アンリ・カルティエ=ブレッソン、ウォー カー・エヴァンス、ロバート・フランク、エドワード・ウェストン、ウィージー、 リー・フリードランダー、ジョエル・スターンフェルドなど。各写真家の作品につけ られた簡潔な解説文も読みやすく秀逸。
SOLD OUT
反抗的な新興企業から世界的な現象になるまでのナイキの変容を描いた画期的なヴィジュアル本。2017年にスタートしたマラソンで2時間の壁を破るための「Breaking2」プロジェクトに始まり、パフォーマンス、ブランド表現、コラボレーション、包括的デザイン、持続可能性に焦点を当てたナイキの5つのテーマ別の章で構成。エリウド・キプチョゲをモチーフとしたシルクスクリーンと透明の厚手塩ビを組み合わせた装丁もナイキらしい。
SOLD OUT
ハックニー・ウィックという場所は、ロンドンの東、グランドユニオン運河、リー川、イーストウェイA106の間に位置しています。初めてここに立ち寄ったのは2002年の終わりごろ、看板広告の裏側を撮影していた時でした。すでにロンドンに9年間も暮らしていて、イーストロンドンはよく知っていると思っていたのですが、ハックニー・ウィックには当惑させられました。
SOLD OUT
かつて寺山修司と森山大道による『あゝ、荒野』を造本した町口覚が、再び森山X寺山の組み合わせから生み出した1冊。スポーツの世界で燃えつきたヒーローをめぐる短編集『スポーツ版裏町人生』から「友よいずこ」「小指の辰」「忘却の土俵入り」「夕陽よ、急ぐな」「牙」の5篇とこの本のために森山大道と町口覚が選んだ100余点の写真が、読者を裏町の世界へと引き込む。寺山修司の出身地にちなみ表紙に「三沢の犬1971」を採用、細部まで町口覚のこだわりに満ちた装丁を楽しむことができる。
SOLD OUT