アメリカ人フォトグラファー、スティーブン・ショアの作品集。産業が衰退し、後にラストベルトと呼ばれることになる米ニューヨーク州、ペンシルバニア州、オハイオ州東部一帯を作者が旅したのは1977年のことだった。工場が閉鎖されて職を失った製鉄労働者たちとの出会い、人気のない工場、さびれたバー、活気のない商店街など、突如として崩れ去った彼らの世界を作者は撮り、アメリカ中部の姿を描き出した。店先や家の内装、作者の 4x5 大判カメラの前に立つ人々の苦渋に満ちた表情には希望と絶望が見え隠れしている。
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佐内正史のデヴュー作『生きている』をはじめ多くの写真集を世に送り出してきたアートディレクター町口覚のレーベルからの写真集。町口が佐内に初めて出会った頃に見せられ、その後約13年の年月を経て写真集の形を成すに至った作品。*サイン入りポスター(A2サイズ)またはミニポスター2種類セット(A3サイズ)をお付けいたします。
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「The Most Beautiful Flowers」は、ニューヨークを拠点に活動する写真家・藤間謙二が長年撮りためてきたシリーズで、自身の愛蔵書である19世紀フランスを代表する植物図譜「Choix des plus belles fleurs / 美花選, ピエール=ジョセフ・ルドゥーテ著」に描かれた花へのオマージュとして制作。カラー写真がなかった時代にリアリティを追求して緻密に描かれた植物図鑑を、現代の写真技術で再現するという逆のアプローチで表現した写真作品。
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写真メディアをクリティカルに捉えることに焦点をあてたアーティスト集団「ピクチャー・ジェネレーション」からの現れ、ほぼあらゆる写真ジャンルの実験的作品において成功を収めてきたジェームズ・ウェリング。本書では自分の祖先の手紙とコネチカットの冬の風景を合わせた「Diary/Landscape」からセレクトした作品、「Glass House」中でも2017年春から夏にかけてゲントのS.M.A.K.とウィーンのKunstforum Wienを巡回する展覧会のカタログ。
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1981年に設立された国際的な建築家グループ「メンフィス」は、デザイン界を根底から揺るがす存在となった。エットレ・ソットサスが率いるこのグループは、いわゆるモダンデザインの制作の前提となるものを覆し、再構築しました。メンフィスは色、パターンなど関して、あらゆる手段を講じた。本書は「Ettore Sottsass, A Critical Biography」の著者が、ポップカルチャー、アバンギャルドなどに関する継続的な対話に貢献することを目的として、グループとそのデザインについて執筆したもの。
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かつて寺山修司と森山大道による『あゝ、荒野』を造本した町口覚が、再び森山X寺山の組み合わせから生み出した1冊。スポーツの世界で燃えつきたヒーローをめぐる短編集『スポーツ版裏町人生』から「友よいずこ」「小指の辰」「忘却の土俵入り」「夕陽よ、急ぐな」「牙」の5篇とこの本のために森山大道と町口覚が選んだ100余点の写真が、読者を裏町の世界へと引き込む。寺山修司の出身地にちなみ表紙に「三沢の犬1971」を採用、細部まで町口覚のこだわりに満ちた装丁を楽しむことができる。
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イギリスのヴィクトリア&アルバート美術館の膨大な写真コレクションから自動車を テーマに作品をセレクトした写真集。アンリ・カルティエ=ブレッソン、ウォー カー・エヴァンス、ロバート・フランク、エドワード・ウェストン、ウィージー、 リー・フリードランダー、ジョエル・スターンフェルドなど。各写真家の作品につけ られた簡潔な解説文も読みやすく秀逸。
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20世紀で最も偉大で影響力のある写真家であった一人、ノーマン・パーキンソン (1913-1990)の写真集。1930年代より彼の作品スタイルは、50年代のパリのニュールックや60年代のスウィングロンドンなど、その後の時代の見え方を決定づけるのを助け、後に続く写真家への影響は計り知れなかった。
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