マリア・グラツィア・キウリがラフ・シモンズの後任者としてディオールのクリエイティブ・ディレクターに迎えられて5年。キウリが起用した女性写真家によるイメージやここ5年のコレクションから、キウリによるディオールの革新を捉える。
2016年にディオールの最初の女性クリエイティブディレクターに任命されて以来、マリア・グラツィア・キウリはこの輝かしいファッションブランドに強いフェミニズムの流れを吹き込んだ。1947年にクリスチャンディオールによって設立されて以来メゾンの核心であった前衛的な精神に敬意を表しつつも、彼女のアプローチはすぐメゾンをリフレッシュし必要とされるものであった。
美しい作りの本書は、ナン・ゴールディン、サラ・ムーン、ブリジット・ニーダーメア、ココ・キャピタン、バニーナ・ソレンティ、ジュリア・ヘッタ、カテリーナ・ジェブ、ゾエ・ガートナー、ベッティナ・ランスなどの主要な女性写真家による160枚のイメージを掲載している。これらの女性クリエーターらは、メゾン・ディオールが支持する幅広いスタイルと多様性を表している。印象的な写真には、チママンダ・ゴジ・アディチー、リンダ・ノックリン、クレア・フォンテーヌ、ジュディ・シカゴ、トマーゾ・ビンガら訴求力の強い女性作家の示唆に富む引用や詩が添えられている。 また2017年から2021年までのキウリのオートクチュールとプレタポルテコレクションを並べることで、過去5年間、女性が女性のためにディオールのファッションを生み出す物語を取り戻してきたメゾンにおけるクリエイティブディレクターの革新を捉える。(publisher's description)
240p 36x28cm ハードカバー 2021 English
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