タリン・サイモンがイアン・フレミングの「007シリーズ」を使ってファンタジーの公式化を考察した作品。タリン・サイモンは1962年から2012年のボンド映画を細心かつ包括的に解剖し、パワフルで無敵な西洋男性神話に必要なアクセサリーとして機能し、物語の幻想を維持するものとして映画の中に登場する女性、武器、車をインベントリし、写真による視覚的なデータベースとして呈示する。
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アメリカのアーティスト、タリン・サイモンの写真集。写真とテキストを組み合わせた非常にコンセプチュアルなビジュアル作品を得意とする作家で、本書では2002年から2014年までの様々なシリーズの紹介、作家へのインタビューが掲載されている。テート・モダンのキュレーター、サイモン・ベイカーの解説付。
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現在最もオリジナリティーに溢れ興味をそそる現代アーティストであるタリン・サイモンが、どのように権力の舞台が形成、実行、市場化され維持されるかを調査するために、地政学、園芸学、アートを結集する。条約や契約の調印の写真資料から、決まったように2人の権力者が対峙するテーブルに豪華に飾り付けられるフラーワーアレンジメントを再現し写真を撮った後、使った押し花標本にした隠喩に満ちた作品。2016年春よりガゴシアン・ギャラリー他を展覧会巡回。
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2013年の『Birds Of The West Indies(西インド諸島の鳥)』でイアン・フレミングの「007」シリーズを題材としたタリン・サイモンが、自分自身を「007」の主人公の名前の由来となった鳥類学者ジェームス・ボンドとなり、ジェームズ・ボンドのフランチャイズの24のフィルム内に現れるすべての鳥を、識別、撮影、分類する。多くの場合、鳥は背景にたまたま写り込んだフィルムの中のほんの小さな部分に過ぎないが、ジェームス・ボンドの世界に封じ込められ、それでいて完全に分離している。
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アメリカの女性写真家ベレニス・アボットのジュ・ド・ポム(パリ)での展覧会(2012夏)のカタログ。マン・レイの写真スタジオから独立した後パリで撮った著名人らのポートレート作品、1930年代アメリカの「Changing New York」プロジェクトでの作品、マサチューセッツ工科大学のために1950年代に撮った科学写真、アメリカの国道1号線沿いの町を撮った50年代半ばの作品など。
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1973年北井一夫は木村伊兵衛に誘われ、2週間の中国撮影旅行に出かけた。本書はその時撮影した写真を収めた貴重な写真集である。1973年は共産党政権が24年目を迎え、文化大革命は7年目の頃だった。この旅行では彼の生地、鞍山には行けなかったが、旅先の風景に自分の幼児体験の記憶に残る映像を探したという。「私にとって写真は、失われた幼児体験の過去を喚起させ作り直すことだったのだと思う」と北井一夫氏は語った。
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