近年写真家として大変高い人気を誇るソール・ライターであるが、彼の経歴は画家に始まる。ソール・ライターは写真においても絵においても構成、色の選択、描画スキルを完璧に支配しており、両者を並べてみると彼の写真と絵画がお互いに与える影響が明らかにみてとれる。 2011年に開催された個展のカタログとして作られた作品集。
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アラーキーこと荒木経惟の愛弟子として知られる野村佐紀子が2016年に台湾を訪れ、モデルの自宅で撮影した台湾の男性達のヌード写真集。モデルとの親密な関係性、感情の揺らぎなどを表現するために、モデルの家で2人だけの撮影を行った野村は、モデルの感情や部屋の雰囲気を感じ取り、シャッターを押し、独自の世界感で作品を作り上げている。マッチ&カンパニーによるブックデザイン。
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大学在学中の2011年に第34回写真新世紀優秀賞を受賞し、若くして写真家としてデビュー。その自由で挑戦的な表現方法によって、独自の世界観を展開し、近年の写真界を牽引する存在として注目を集める奥山由之。デビューから現在に至るまでの写真を作品からクライアントワークに至るまでジャンルを超えて構成した写真集。
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ドイツ人アーティスト、Thomas Struth(トーマス・シュトゥルート)の作品集。同名の展覧会(2016)に伴い出版され、展示された30作品を含む65作品を収録。1978年から2010年の作品を集約した回顧展以降に作者が撮影した写真で構成されており、近年の作品を最も広範囲に網羅しているといえる一冊。
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自然や都市のミニマムな作品で世界的に知られる写真家、は畠山直哉は東日本大震災で故郷、陸前高田が被災したことをきっかけに、人間の記憶や感情と写真や撮影行為の関係を再考し始めました。文筆家、大竹昭子が聞き手となって重ねられた対話のなかから、圧倒的な出来事に写真家がどのように巻き込まれ、未来にどのような希望を見い出したのかが浮かび上がる1冊。
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アフリカ系アメリカ人として初めてライフ誌のカメラマンを務めたゴードン・パークスの写真集。人種差別真っ只中の1910年代、カンザス州で生まれたパークスは”カメラは貧困や人種差別、あらゆる社会的不正に対抗する武器”という信念のもと公民権運動における非常に重要な写真の他、人種隔離法「ジム・クロウ法」のもとで生きるソーントン一家の生活のドキュメンタリー写真、マルコムXやキング牧師らのポートレートを撮影した。
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ドイツ、新即物主義の写真家カール・ブロスフェルトが植物の造形やディテールをクローズアップで撮影した詩的な作品。ブロスフェルトは集めてきた植物サンプルを手作りのカメラで撮影し最大45倍まで拡大した。1898年頃から約6,000枚撮影された画像は当初は教材をとして使用されていたが、後にシュルレアリスムや新即物主義のアーティストの支持を得て一気にブロスフェルトの名声を高めることになる。
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南仏プロバンス地方のぺゴマ渓谷にあるMul 家は1987年以来シャネルの香水のために様々な花を育ててきた。そこでは、季節の花を大切に育て、昔ながらの手摘みで収穫している。これまで公開されることのなかったMul家の農園の様子やシャネルとのパートナーシップの歴史などを写真とともに、6巻からなる本書で紹介する。
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