中平卓馬/ Takuma Nakahira: Circulation-Date, Place, Events
1971年、パリ。世界各国から若い芸術家たちが参加したビエンナーレを舞台に、中平卓馬は「表現とは何か」を問う実験的なプロジェクトを敢行する。「日付」と「場所」に限定された現実を無差別に記録し、ただちに再びそれを現実へと「循環」させるその試みは、自身の写真の方法論を初めて具現化するものだった。(pr) 触れるすべてを写真に写し、その日のうちに現像し、焼付け、その日のうちに展示する…中平卓馬過激なプロジュクトを40年を経て再現。服部一成のブックデザインも秀逸。 スリップケース。
5,000円(税込5,500円)