淫夏、淫冬、淫秋と続いた荒木経惟の四季シリーズの完結編。カラーフィルムで撮影された作品が、色鮮やかにファインダーの中の楽園を描き出し、闊達自在な言葉の書が躍る、華やかな作品群のカタログ。「土日写真」と称して荒木氏の手指でアレンジされ撮影された朽ちゆく切り花と、ときにあどけなく(すとんとたたずみ)、ときにしどけなく(紅絵の具を鮮血のようにしたたらせて)花々と絡む、様々な出自の人形やフィギュアたちのつくりだす「花遊園」。瑞夢と悪夢の交錯する魅惑のフィールドは、作家の書欲をくすぐり、ユーモラスで奇々怪々な言葉の数々が、独特の文字に託されて、美事に写真と融和する。21x25cm ソフトカバー 2017 no text
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。