1907年生まれのリー・ミラーは、モデルとしてもフォトグラファーとしても活躍した20世紀前半を代表するアイコンの一人である。そんな彼女の写真作品はすでに多数紹介されているが、とりわけ本書がユニークなのは、彼女の「ファッション写真家」としての側面にスポットを当てている点だ。この写真集で紹介されているのは、ミラーの息子のアントニー・ペンローズの手によってファッション雑誌『ヴォーグ』のロンドン事務所で発見された未発表の写真の数々。これらは20年以上にわたって、アメリカ、イギリス、フランス版の『ヴォーグ』のために撮りためられていた写真郡であり、彼女の作品における芸術と商業の交錯点や、第二次世界大戦が与えた影響を認めることができる。さらに、ミラー自身が写し出されたクラシックなイメージをいまに伝える、ピカソのアトリエで撮影されたミラーのポートレイトや、彼女が最初の子どもであるアントニーを妊娠していた際に写されたポートレイトも含まれている。.. 224p 25x19cm 2013 English
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