70年の歳月を経た今日もなお新鮮な魅力を放ち、国内外で再評価の高まる岡上淑子。本書は、1950年代のわずか7年間に制作された代表作約100点を、待望の大判サイズ(A4)で収録。「懺悔室の展望」「翻弄するミューズたち」「私達は、自由よ」をキーワードに作品を分類し、瀧口修造からの書簡、岡上の詩作などの資料も掲載しながら、シュルレアリストとの交流、文学との親和性など、岡上芸術の謎に迫る画期的作品集。都内初の大回顧展となる東京都庭園美術館での展覧会の公式カタログ。監修・執筆:神保京子(東京都庭園美術館学芸員)(publisher's description) 220p
30x23cm ソフトカバー 2019 Japanese
岡上淑子(おかのうえ・としこ)
1928年高知県生まれ。文化学院デザイン科卒業。戦後連合国軍が残した、LIFE等のグラフ雑誌、VOGUEのようなファッション誌等の印刷物を素材にした独自のフォトコラージュ作品により、シュルレアリストの瀧口修造に見出され、1950年代のアートシーンに彗星のごとく登場。7年間の活動期間ののち、結婚を機に制作から離れる。2000年以降再評価の動きがが国内外で高まる。2002年には日本にさきがけてアメリカのNazraeli Pressより
作品集が刊行。2018年に高知県立美術館で回顧展を開催
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