ユースカルチャーの最前線を押し広げ続ける雑誌「Dazed」の過去、現在、未来を一望できるヴィジュアル書。「Dazed＆Confused」の創刊号は、1991年、当時20歳のジェファーソン・ハックと写真家のランキンによって、A2を折りたたんだニュース紙としてリリースされた。 30年たった現在、印刷雑誌として始まったものが意識の変化を引き起こし、今日の重要な文化的マニフェストになっている。情報だけではなく想像力をインスパイアすることを求める読者のために作られた「Dazed」の出版活動への 急進的なアプローチは「Dazed」が今日でも若者文化の最前線にいることを意味する。本書は最も記憶に残る表紙から抜粋した10章だてで構成され、初期のマニフェストが今日の雑誌の精神にどのように反映しているかを探る。アレキサンダー・マックイーンとデヴィッド・ボウイの初対談、デザイナーの「Fashion-Able？」カバー、チェルシー・マニングをゲスト・エディターとした号、ハーレー・ウィアーが撮影したラッパーのヤング・サグなど、90年代から現在までをタイムトラベルし、新世代のイメージメーカーを過去のアーカイブと並べ、 「Dazed」が常に限界を超えようとする独自のレンズを通して有名人をどのように解釈してきたかを紹介する。
288p 31x24cm ハードカバー 2021 English
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