The Gourmand’s Egg. A Collection of Stories & Recipes
ダリのミューズ、ヒッチコックの悪夢、そして地味な食材として、永遠の卵は古代に遡って魅力的な物語を紡いでいる。美術書出版で知られるTaschen社の「The Gourmand」シリーズの第一弾である本書は、豪華な写真と歴史的な美術作品で彩られ、オリジナルレシピとストーリーを通して、食とアートのつながりを讃える。
強力なる卵。私たちの大好きな家庭の食材の文化と食の歴史。ポーチドエッグ、スクランブルエッグ、ゆで卵、カクテル、画材、敵の家に投げつけるなど、様々な用途で使われてきた卵。また卵は最も印象的なパラドックスとして、家庭の地味な食材と強力な生命の源の間で、幸福な宙吊りの状態で存在する。卵は最も普遍的なシンボルのひとつとして、古代ローマでは悪霊退散のために使われ、ロシアでは貴族の貴重な芸術品として扱われ、エジプト神話にも登場する。本書はカルト的な人気を誇る「The Gourmand」誌とのシリーズ第1巻として、食と文化のつながりを讃え、キッチンの強
い味方である卵を視覚的・文学的に探求する。オリジナルエッセイと、完璧なポーチから芸術的なデザートまで、世界中の料理の伝統の多様性を讃える典型的なレシピを収録。それらを名高い静物写真家が撮り下ろした、豪華で可笑しくて、毒々しく食欲をそそる、紛れもなく「グルマン」らしい写真が彩る。サルバドール・ダリ、ジャン・ミシェル・バスキア、フリーダ・カーロ、デヴィッド・ホックニー、マン・レイなど美術史上の巨匠たちの作品も。評論家のルース・ライヒルは言う。「料理は、他のあらゆるものと同じように、卵から始まるのです」「すべては卵から始まる」と。
*「The Gourmand」は、ディヴィッド・レインとマリーナ・ツウィードが2011年にロンドンで創刊した食と文化の雑誌。食という普遍的な題材を通して、アート、デザイン、文学、映画、ファッション、音楽の分野を探求する。288p 28x20cm ハードカバー 2022 English
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