No. 10238
Boris Mikhailov: From "blaue horse" till now days 1965-2022
東ヨーロッパで最も影響力のある現代アーティストの一人とされるボリス・ミハイロフは、50年以上にわたって社会的、政治的なテーマを探求する実験的な写真作品群を展開してきた。彼の先駆的な活動は、ドキュメンタリー写真、コンセプチュアルワーク、絵画、パフォーマンスなどに及び、1960年代から、ソビエト連邦の崩壊に伴うウクライナの激動の変化とその悲惨な結末を、心に残る記録として残してきた。ミハイロフは、分類にとらわれない非常に豊かな作品群の中で、視覚的なコードを混乱させる。技法、形式、アプローチの点で非常に多様なシリーズで独自の芸術的言語を発明し、当時の厳しい社会的現実と不条理を証言している。ユーモアと悲劇を併せ持つボリス・ミハイロフは、芸術の自由を抵抗の手段として絶え間なく擁護する。論争の的となるテーマを妥協なく扱うことで、芸術の破壊的な力を実証している。ミハイロフは半世紀以上にわたってソビエト体制が自国を支配していたことを目撃し、ウクライナの現代史に関する複雑で力強い写真物語を構築してきた。パリのMEPで開催されたボリス・ミハイロフの大回顧展を機に出版された本書は、過去57年間にわたるミハイロフの27のプロジェクトを収める。ボリス&ヴィタ・ミハイロフ夫妻との緊密な協力
のもと、デザインと編集を行い、各プロジェクトとボリスの方法論や哲学についてユニークな洞察を与える3000語以上の引用が盛まれている。またサイモン・ベイカー(パリMEPディレクター)、ローリー・ハーウィッツ(展覧会キュレーター)、リー・ルデア(アーティスト、ミハイロフ夫妻の友人)が寄稿したエッセイを収録し
たブックレットが、メインブックを補完。この中には、シリーズ「Viscidity」「Unfinished Dissertation」の翻訳も含まれている。(publisher's description)second edition 1500部限定576p 24x17cm/64p 24x17cm ソフトカバー 2022 English.
掲載のイメージや情報は発売前のリリース情報に基づいて制作する場合があり現物と異なる際は現物を優先させて頂きます。
こちらはShelfのオンラインストアのページです。実店舗の在庫、扱い商品については店舗へ直接お問い合わせください。