ティナ・モドッティの作家活動は10年にも満たないが、その間に彼女は、卓越した技術と貧困層や社会から疎外された人々の権利に対する深い関心を融合させた、他に類を見ない力強く叙情的なイメージを生み出した。テーマ別に構成して彼女の人生と作品を俯瞰する本書では、ポートレート、静物画、建築写真、記録写真などを華麗に再現している。広範で充実した伝記的資料は、演劇や無声映画業界での経験、エドワード・ウェストンとの関係、ディエゴ・リベラやフリーダ・カーロとの交友、政治的急進性、労働者の権利やメキシコの先住民族をめぐる活動など、重要で示唆に富む背景を提供している。抽象画と風景画、ポートレートとフォトジャーナリズムというジャンルを横断するユニークな才能を持つモドッティは、情熱的であると同時に才能豊かだった。彼女の人生と作品に捧げられたこのオマージュは、彼女を同時代の最も重要な写真家の一人として確固たる地位を築きあげる。(publisher's description) 2023年6月〜9月までバルセロナのCentro de Fotografía KBr にて展覧会。340p 25x22cm 220photo ハードカバー 2023 English
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