「それで、何か分かったかね」ふと声が聞こえたような気がする。この世に神がいるのなら、こんな風に語りかけてくる存在に違いない。(中略)菩提寺の大学寺、お墓のある惣右衛門、義父の母方の実家があった吉永を足がかりにして彷徨い歩いた。(あとがきより)自らは暮らしたことのない先祖代々住み継がれた場所を歩き、土地からメッセージを受け取る。「さようであるならば」から11年ぶりの新作。(publisher's description)500部 112p 27x○23cm 107photoハードカバー 2023 Japanese
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