「私たちは人生を愛したことがない」ウィノグランドはこのような自己評価に反抗して本書の写真を撮った。慈愛に満ちた精神が次から次へと写真を充電し高揚させ、共感から愛情、そして高揚感へと広がる感情的な回路に乗って、主に白昼、路上、道路、ビーチでカラーにより撮影された20年間の作品へと広がっていった。ゲーリー・ウィノグランドは、主に自然と沸き起こるようなエネルギッシュなモノクロのストリート写真で知られる。ウィノグランドは、あまり知られていないが1950年代初頭か
ら1960年代後半にかけて、45,000枚以上のカラースライドも撮影している。これらの写真は、しばしば仕事の合間に撮影されたもので、写真家が単独で仕事をすることで、ますます開放的、独立的、先鋭的なメディアへのアプローチを開発し、洗練させていった。彼は日常的に2台のカメラを首から下げ、1台にはカラーフィルム、もう1台にはモノクロフィルムを装填して撮影していた。本書はアメリカの映画監督マイケル・アルメレイダと元現代美術館学芸員スーザン・キスマリックが、センター・フォー・クリエイティブ・フォトグラフィーのアーカイブから選んだ150点の写真を紹介する。めったに見ることのできないウィノグランドのカラー作品に特化した初のモノグラフとなる。(publisher's description)176p 30x30cm 150photo ハードカバー 2023 English
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