日本人写真家、北島敬三の作品集。夜の空間や周縁化されたコミュニティへと向かいながら、作者は夜そのものを、アイデンティティや欲望、変容を映し出す主題かつメタファーとして捉えている。作者が制作した「Photographs of Okinawa」(1975〜1979年)と「Tokyo 1979」の二つのシリーズは、精神性とアプローチ方法の両面において強い連続性を持ち、没入的で粗削りな写真表現の基盤を形づくっている。いずれのシリーズも、作者自身が被写体となる世界の内部に身を置くことで成立しており、返還(本土復帰)後の沖縄における湿った路地やバー、そして東京のアンダーグラウンドな夜の喧騒のなかで撮影された。強烈なフラッシュを用いたモノクロームの写真は、日本社会が変容していく渦中における、脆さと緊張感に満ちた瞬間を露わにする。両シリーズは当初、それぞれ別で自費出版されたが、作者は後に、その意図と帰結は同一であると述べている。本書は、この二つのシリーズを大判フォーマットで衝突させる形で編纂し直したものであり、約50年前に撮影された写真でありながら、当時と変わらぬ生々しさと新鮮さを保ったイメージが並ぶ。(publisher's description) 1000部限定 248p 36x30cm ソフトカバー 2025
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