No. 11377
Vinyl NYC 33 1/3 of the Best Record Stores Across All Five Boroughs
ニューヨークのレコードカルチャーを祝福するこの一冊は、街で愛される33と3分の1軒のレコードショップを紹介するオマージュだ。写真家ジェームズ＆カーラ・マーレイによって撮影された写真が、5つの区すべてに点在するこれらの店の魅力を余すところなく伝えている。レコードショップは単なる音楽の販売場所ではなく、音楽を愛する人々をつなぎ、地域コミュニティの文化的中核として重要な役割を果たしてきた。本書では、ニューヨークの象徴的なレコードショップを巡る旅へと読者を誘い、それぞれの店が持つ歴史、個性、文化的な意義を讃えている。ジェームズ＆カーラ・マーレイによる新たな写真は、店の色鮮やかな外観や親密な内装、そして音楽の宝の山ともいえるコレクションを鮮やかに捉えている。ジャーナリスト、ハッティ・リンデルトによる詳細な店のプロフィールでは、オーナーや創業者たちへのインタビューを通して、それぞれの店が音楽や地域に注ぐ情熱が語られる。グリニッジ・ヴィレッジのGeneration Recordsが受け継ぐパンク・ロックの精神、マンハッタンのJazz Record Centerに眠るジャズの名盤、ブロンクスのCasa Amadeoが誇るラテン音楽の伝統、ブルックリンのHuman Head Recordsで見つかるレア盤の数々――どの店もニューヨークの多様で奥深いヴァイナル文化を体現している。さらに、ラージ・プロフェッサー（プロデューサー／ラッパー）、イーライ・エスコバル（DJ／クラブオーナー）、クリスティン・バリリ（DJ／音楽監修）といった、これらのレコードショップを愛用する地元の伝説的ミュージシャンたちのプロフィールも掲載。レコードショップで使われるフライヤーやシールなどのグラフィックからインスピレーションを得たデザインも魅力で、音楽ファンやヴァイナルコレクターにとっては必携の一冊となっている。(publisher's description) 224p 71x21cm ハードカバー 2025 English
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