本書は、“ビッグアップル”を愛するすべての人に向けた、印象的なコーヒーテーブルブック。フィル・ペンマンは、アメリカ東海岸の大都市ニューヨークを、静かで穏やか、これまでほとんど見られることのなかった表情から描き出す。写真の一部は大雪嵐の最中に、また一部はコロナ禍によるロックダウン期間中に撮影されており、私たちが知っていた世界を一変させたパンデミック下の制限を記録する同時代の証言ともなっている。
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フェミニンでありながら冒険的なスピリットを捉えることで知られる象徴的なファッションフォトグラファー、パメラ・ハンソンが1990年代に撮影した最も記憶に残るファッション写真をあらためて紹介する。当時を代表する最も著名な顔ぶれが登場し、その多くが、現在もなお新鮮さと同時代性を保っている。
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アーティストブックとスクラップブックのアルバムのあいだに位置づけられる本書は、500部限定でサインとナンバリングが施され、トッド・ハイドの作品世界を、彼自身のヴァナキュラー写真コレクションとの対話を通して回遊する体験へと導く。本書には、未発表作と代表作を織り交ぜたトッド・ハイドの肖像写真、都市の家屋の眺め、風景写真のセレクションが収められている。
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1989年1月のある晩、パオロ・ロヴェルシはケララ地方コーチンのマラバル・ホテルに立ち寄った。彼はこれまでにも何度かインドを訪れていた。その晩、ピエル・パオロ・パゾリーニの『インドの香り』を読み始めたとき、ふと気づく。自分が滞在しているのは、ほぼ30年前に同じイタリア人作家が宿泊したのと同じホテルだったのだ。パゾリーニの原文とともに刊行された本書は、読者を神秘的で幻想的なインドの世界へと誘う。
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本書では、2023年アンリ・カルティエ=ブレッソン賞受賞の仏アルジェリア人写真家カリム・カルが、北アルジェリアに位置する高カビリア地方の夜を探求している。この山岳地帯は、歴史を通じて帝国主義、植民地支配、暴力に対するある種の抵抗の象徴として、集合的想像の中で語られてきた。カリム・カルは、この土地を形作る都市景観、建築、植生に焦点を当てる。カビル人の孫である写真家は、本作を通じて自己のアイデンティティを追求する意図はなく、あくまで独自のドキュメンタリー表現として位置づけている。
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ベルリンの建設現場から1950年代アルジェのフェルナン・プイヨンによる住宅まで、ステファン・クチュリエは、写真というメディアとそのいわゆる客観性との関係を再考する。複数の画像を重ね合わせることで、抽象とドキュメンタリーを組み合わせた、多様な形と色彩のタブローを構成している。約30点の大判写真が収められ、詳細な観察を可能にし、この建築群における「芸術の総合」の仕組みを浮かび上がらせる。
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1940年代、ブラジルは大きな変革の時代を迎えていた。工業化が進み、国際社会に開かれ、ナチスを逃れた多数のヨーロッパ系移民を受け入れ、芸術の前衛が芽吹く土壌が形成された。ブラジルのモダニズム写真の形式的・美的多様性は、いまだ広く知られていない。本書は33名のアーティストの作品を通じて、ブラジルを国際前衛運動の最前線に押し上げた挑戦的な世代に光を当てる。
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杉本博司は1974年、ニューヨークのアメリカ自然史博物館のジオラマを発見した際に、最初の写真シリーズを制作した。セットの人工的な作りに衝撃を受け、写真という、常に現実の厳しさを伴う装置を通すことで、より説得力のある幻想を生み出せることに気づいた。本書は、杉本のキャリアを切り開いたこの代表的シリーズの全作品を初めて収録し、さらに2012年の新作約10点を加えて構成されている。
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猫は広告において、消費者の注意を引くための人気かつ効果的な存在だ。可愛らしさや優雅さ、魅力、軽やかな遊び心によって、ブランドや製品に好意的なイメージを結びつけ、メッセージを強化する。本書に収められたイメージ・コレクションは、時計、ジュエリー、化粧品、香水、自動車、カメラ、酒類、たばこ、家具、デザイン、アート、音楽などの広告やパッケージに登場する猫たちを紹介している。
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