本書は、写真家で批評家の中平卓馬による文章を初めて英語で集成したもの。数十年にわたる活動のなかで、中平は写真と文章の双方で、視覚文化や政治について鋭い問いを投げかけ続けた。編集・翻訳を担当したダニエル・アベとフランツ・プリチャードが書くように、中平の論考は「世界と向き合う際に、写真という媒介を通すことへの疑念と、その可能性の双方を示している」。
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本書は、“ビッグアップル”を愛するすべての人に向けた、印象的なコーヒーテーブルブック。フィル・ペンマンは、アメリカ東海岸の大都市ニューヨークを、静かで穏やか、これまでほとんど見られることのなかった表情から描き出す。写真の一部は大雪嵐の最中に、また一部はコロナ禍によるロックダウン期間中に撮影されており、私たちが知っていた世界を一変させたパンデミック下の制限を記録する同時代の証言ともなっている。
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フェミニンでありながら冒険的なスピリットを捉えることで知られる象徴的なファッションフォトグラファー、パメラ・ハンソンが1990年代に撮影した最も記憶に残るファッション写真をあらためて紹介する。当時を代表する最も著名な顔ぶれが登場し、その多くが、現在もなお新鮮さと同時代性を保っている。
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アーティストブックとスクラップブックのアルバムのあいだに位置づけられる本書は、500部限定でサインとナンバリングが施され、トッド・ハイドの作品世界を、彼自身のヴァナキュラー写真コレクションとの対話を通して回遊する体験へと導く。本書には、未発表作と代表作を織り交ぜたトッド・ハイドの肖像写真、都市の家屋の眺め、風景写真のセレクションが収められている。
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1989年1月のある晩、パオロ・ロヴェルシはケララ地方コーチンのマラバル・ホテルに立ち寄った。彼はこれまでにも何度かインドを訪れていた。その晩、ピエル・パオロ・パゾリーニの『インドの香り』を読み始めたとき、ふと気づく。自分が滞在しているのは、ほぼ30年前に同じイタリア人作家が宿泊したのと同じホテルだったのだ。パゾリーニの原文とともに刊行された本書は、読者を神秘的で幻想的なインドの世界へと誘う。
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