本書は、“ビッグアップル”を愛するすべての人に向けた、印象的なコーヒーテーブルブック。フィル・ペンマンは、アメリカ東海岸の大都市ニューヨークを、静かで穏やか、これまでほとんど見られることのなかった表情から描き出す。写真の一部は大雪嵐の最中に、また一部はコロナ禍によるロックダウン期間中に撮影されており、私たちが知っていた世界を一変させたパンデミック下の制限を記録する同時代の証言ともなっている。
SOLD OUT
フレッド・ヘルツォークの作品集。コダクローム写真の黄金時代に撮られた彼のイメージは伝説的だ。1950〜60年代の街角を、温かみのある赤やオレンジの色調で包み込み、都市に生きる人々とその動きを鋭く観察している。エクイノックス・ギャラリーと協力し、フレッド・ヘルツォーク遺産管理団体の特別管財人アンディ・シルヴェスターによって選ばれ、彼の重要な遺産を今に伝えている。
SOLD OUT
アーティストブックとスクラップブックのアルバムのあいだに位置づけられる本書は、500部限定でサインとナンバリングが施され、トッド・ハイドの作品世界を、彼自身のヴァナキュラー写真コレクションとの対話を通して回遊する体験へと導く。本書には、未発表作と代表作を織り交ぜたトッド・ハイドの肖像写真、都市の家屋の眺め、風景写真のセレクションが収められている。
SOLD OUT
1989年1月のある晩、パオロ・ロヴェルシはケララ地方コーチンのマラバル・ホテルに立ち寄った。彼はこれまでにも何度かインドを訪れていた。その晩、ピエル・パオロ・パゾリーニの『インドの香り』を読み始めたとき、ふと気づく。自分が滞在しているのは、ほぼ30年前に同じイタリア人作家が宿泊したのと同じホテルだったのだ。パゾリーニの原文とともに刊行された本書は、読者を神秘的で幻想的なインドの世界へと誘う。
SOLD OUT
ベルリンの建設現場から1950年代アルジェのフェルナン・プイヨンによる住宅まで、ステファン・クチュリエは、写真というメディアとそのいわゆる客観性との関係を再考する。複数の画像を重ね合わせることで、抽象とドキュメンタリーを組み合わせた、多様な形と色彩のタブローを構成している。約30点の大判写真が収められ、詳細な観察を可能にし、この建築群における「芸術の総合」の仕組みを浮かび上がらせる。
SOLD OUT
1940年代、ブラジルは大きな変革の時代を迎えていた。工業化が進み、国際社会に開かれ、ナチスを逃れた多数のヨーロッパ系移民を受け入れ、芸術の前衛が芽吹く土壌が形成された。ブラジルのモダニズム写真の形式的・美的多様性は、いまだ広く知られていない。本書は33名のアーティストの作品を通じて、ブラジルを国際前衛運動の最前線に押し上げた挑戦的な世代に光を当てる。
SOLD OUT
杉本博司は1974年、ニューヨークのアメリカ自然史博物館のジオラマを発見した際に、最初の写真シリーズを制作した。セットの人工的な作りに衝撃を受け、写真という、常に現実の厳しさを伴う装置を通すことで、より説得力のある幻想を生み出せることに気づいた。本書は、杉本のキャリアを切り開いたこの代表的シリーズの全作品を初めて収録し、さらに2012年の新作約10点を加えて構成されている。
SOLD OUT
人気写真家ヘンリック・プリエンヌと共にファッション・カルチャー誌『Mirage』を主宰するフランク・ロッコルトが2024年よりスタートした『UNDER THE SUN』シリーズ。屋外の美しい風景や女性とともに名車を撮影した写真集。ポルシェを取り上げ、初回出版分がたちまち完売したVol.1とフェラーリを取り上げた最新刊Vol.2のセット。
SOLD OUT
アーティスト、カティア・レシヴによる本書は、感覚的体験、神話、そして女性の身体性に根ざしたアートブック。身体は記憶を運ぶ動く器として現れ、桑の木から実を食べるという幼少期の儀式がもたらす安心感と喜びへと立ち返る。不確かで脆い世界を背景に、彼女の作品は、やわらかくも強靭な「在ること」「記憶すること」「帰還すること」の身振りとなっている。 本書は、2023〜2024年のパフォーマティブなシリーズと、作者による詩的なエッセイをまとめた一冊。
SOLD OUT
本書は、ドキュメンタリー写真家オレクサンドル・グリャディロフによる30年以上にわたる仕事をまとめた写真集。ライカで撮影されたモノクロ写真で知られる彼は、出来事や人物だけでなく、社会そのものがさらされる脆弱な状態――構造に亀裂が入り、支えが崩れ、そのもろさの中から本質が露わになる瞬間――を捉えてきた。劇的な変化のただ中にある一つの国を、その停滞、緊張、トラウマ、そして尊厳において記録しようとする試みである。
SOLD OUT
雪の夜、ひっそりと立つ自販機の光は、ただの風景を越えて、記憶と想像力を静かに呼び覚ます。 本書は、2008年から “自販機のある風景” を撮り続けてきた写真家・大橋英児による、近年の成果を横断するシリーズ最新作。BBCやCNNをはじめとする海外メディアでも注目を集めたテーマを、新作80点で丹念に編み上げている。
SOLD OUT